当院のハイドロリリース・ブロック治療
当院では高精細の超音波エコーを使用しています。
今まで正確に注射できなかった細かい神経や、肩や股関節、腰などの深い部分にある関節包や神経にもアプローチすることで、これまでの治療では取れなかった痛みを取ることにチャレンジしています。
また、ハイドロリリース後に獲得した筋肉の滑らかな動きをキープするための理学療法士によるリハビリテーション、ストレッチやエクササイズを組み合わせ、より効果的な回復を目指せます。
年数百件の経験がある当院にお任せください。
当院のハイドロリリースのここがポイント!
1.痛みを感じにくい細い針
当院では非常に細い針を使用して処置を行います。
細い針はエコーで正確にとらえる事が難しくなりますが、確かなエコー技術と高精細なエコーがあれば問題なく行えます。細い針を使うことによって患者さまの感じる痛み・負担をできる限り小さくできます。
2.広い範囲を一気に剥がせる
当院では同時に2か所以上の注射を行うことも可能です。
一度にできるだけ大きな範囲の筋膜の癒着を剥がすことで、筋肉の動きを改善させていきます。
3.施術後の痛みに配慮した薬液
当院では普通のハイドロリリースで使う生理食塩水だけではなく、局所麻酔を少量まぜることで施術後の痛みを抑える事ができます(生理食塩水のみの注射も可能です)
4.豊富な経験を持つ専門医
ハイドロリリース注射では、超音波エコーでみるだけではなく、診察によって痛みや動きの制限の原因を特定することが非常に重要です。
当院では筋肉のプロである整形外科の専門医が、さまざまな身体所見から、原因に正しくアプローチします。
5.身近な値段
他医院で1回数万円するところもありますが、当院では1回目が保険適用で受けられます。2回目以降も3,300円(税込)とお手軽に受けて頂けます。
ハイドロリリースとは

ハイドロリリース(Hydro
Release)は、筋肉や筋膜の緊張を緩和するために行われる治療法のひとつです。おもに痛みや可動域、動きの制限を改善のための比較的新しい治療法のひとつです。
ハイドロリリースでは、生理食塩水や局所麻酔薬(Hydro:水や水分)を細い針で筋膜や筋肉の間に正確に注入することで、硬くなった筋膜や筋繊維を「剥がす」ようにしてリリース(Release:解放)します。
これにより、筋膜同士の癒着を解消し、筋肉の滑らかな動きを取り戻します。
肩や腰の痛みの原因は?

最近の研究で、トリガーポイントという痛みの部位は、Fascia=ファシア(筋肉や筋膜、腱や靭帯、脂肪組織)といったいろいろな結合組織に存在することがわかってきています
長年の姿勢の悪さや、怪我などで傷ついてしまうことで、
- ①組織が硬くなる
- ②隣の組織と癒着して動きを制限する
- ③痛み物質が排泄されず、溜まってしまう。
- ④神経そのものが圧迫される
このような原因で肩こり、腰痛、五十肩や神経痛などがおこると言われています。
ハイドロリリースの効果

ハイドロリリース注射を行うことで癒着、動き低下、循環不全、神経への刺激など全てを解消させる注射です。
- 組織を柔らかくする(柔軟性改善)
- 動きを改善する(癒着解除):筋肉の滑りを助けることで、関節や筋肉の可動域が広がります。
- 神経の圧迫を緩める(除圧):癒着によって起こる神経の圧迫をとることで、痛みを取ります。
- 疼痛物質を薄める(除痛):痛みを出す物質が洗い流されることで痛みを取ります。
これらの作用によって動きをよくしたり、痛みを取ることができます。
ハイドロリリースのメリット・デメリット

ハイドロリリース注射はこれまでの一般的な局所麻酔薬をつかった治療に比べて、さまざまなメリットがあります。
メリット
- 切れれば終わりの麻酔とは違い、効果が長く続く(根本的に改善可能)
- 慢性的な痛みにも効果的
- 動きや可動域を改善できる
- 柔軟性が改善される
- アレルギー反応や副作用の心配がほとんど無い(使うのはほとんど水)
- 場所や回数の制限がない
- すぐに仕事や活動に復帰できる
- 今までの治療で効果がなかった人にも効果が得られる可能性がある
デメリット
- 注射の痛みがある
- 出血や腫れが出ることがある
- 注射後、筋肉痛のような痛みがでることがある
- 効果が短く終わってしまうことがある
- 関節内の痛みには効かない
どういう人に効果がある?

- 肩こり(四十肩・五十肩)
- 首の痛み(寝違え、むちうちなど)
- 肩関節硬縮(腱板損傷・腱板断裂、凍結肩)
- 腰痛(ぎっくり腰・慢性腰痛)
- 手術後の癒着の痛み
- スポーツによる筋肉の緊張・障害
- スポーツでのケガ(アキレス腱炎、テニス肘、肉離れ)
- 神経痛(手根管症候群、肘部管症候群)
- 腱鞘炎
ハイドロリリースの方法

筋膜や筋肉の間に正確に注入する必要があるので、超音波で確認しながら、筋膜に注射で薬液を注入し、筋膜の癒着を剥がしていきます。
注入に際しては患部の状態を超音波エコーで慎重に見極め、動きの悪くなっている場所を対象として注入を行います。
1回の施術は部位によりますが、5~10分程度で比較的短時間で済むことが多いです。
ハイドロリリースの手順
- ① 状態の確認・触診
-
痛みや違和感、硬さがある部位を確認し、日常生活やスポーツなどの動作で困っていることや悩みなどをお伺いします。
また、筋肉や筋膜の緊張や痛みのある部分・トリガーポイント(痛みの原因となる部位)を特定し、ハイドロリリースを行う部分を大まかに決めます。 - ②超音波(エコー)での確認
-
触診で決めた部分の深層(筋膜や筋肉、関節包など)の状態を、超音波を用いて可視化します。超音波(エコー)を用いる事で、神経や血管を避けながら注入が可能になり、安全かつ正確に注射を行うことが可能です。
- ③生理食塩水および局所麻酔薬の注入
-
注射する場所を清潔な状態にし、感染を防ぐためにアルコールや消毒液で施術部位を消毒します。そこから細い注射針を使い、筋膜や筋肉の癒着部分に注射します。
生理食塩水(体液と同じ濃度の食塩水)と少量の局所麻酔薬を混ぜた液体を使用します。 - ④筋膜の剥離(リリース)
-
注入した液体が筋膜と筋膜の間に入り込み、筋膜同士の癒着や緊張を解消します。これにより筋膜が滑らかに動くようになります。
- ⑤確認
-
注入後、患者にその場で患部を動かしてもらい、可動域の改善や痛みの軽減を確認します。またシビレ等の合併症が出ていないか確認します。
- ⑥経過確認(アフターフォロー)
-
施術後の効果と副作用の有無を定期的な外来での診察で確認します。
効果に関しては、その場で痛みが取れる方と、次第に痛みが取れていく方がおられます。
筋膜が再び癒着させず、柔らかく保つためのストレッチや運動を行います。
症状や効果の持続性によって、数週間~数か月ごとに施術を行うことで更なる効果が得られる場合もあります。
よくあるご質問
- ハイドロリリース注射は痛いですか?
-
ハイドロリリース治療は、痛みを最小限に抑えることを目的としています。
軽い圧迫感、強くもまれているような感じがあることもありますが、強い痛みを感じることはほとんどありません。
ただし、患者の状態や症状によって感じ方に個人差があります。 - 副作用はありますか?
-
ハイドロリリースは低侵襲であり、一般的に副作用は少ないとされています。
ただし、治療後に一時的な軽い筋肉の張りや、違和感を感じることがあります。ただ、これは通常数日以内に解消されます。
もし長引く痛みや異常を感じた場合は、すぐに医師に相談してください。 - 1回の治療でどのくらい効果がありますか?
-
効果の現れ方には個人差がありますが、8割ぐらいの方は1~3回程度で効果を実感していただけます。
一方で1割〜2割の方は効果が感じられない、または1日程度しかもたなかったという事もあります。
慢性的な症状に対しては、複数回の治療が必要な場合もあります。医師が症状に応じて適切な治療回数を提案します。 - 治療は何回受ける必要がありますか?
-
症状の程度や患者さんの体調によって異なりますが、一般的には数回の治療が推奨されます。
頻度の制限はありませんが、目安としては1〜2週間に1回の施術をお勧めしております。
例えば、慢性的な筋肉のこりや関節の痛みの場合、効果を長続きさせるために複数回の治療が効果的です。 - 治療後に運動や仕事をしてもいいですか?
- ハイドロリリース治療後、すぐに日常生活に戻ることは可能です。
- ハイドロリリースはどのような症状に効果がありますか?
- ハイドロリリースは、筋肉や筋膜のこりや緊張、関節の痛み、肩こり、腰痛、膝の痛み、スポーツ障害、慢性的な筋膜の障害などに効果があります。
- 治療はどれくらいの時間がかかりますか?
- 1回の治療は、通常5分〜10分程度です。
治療の内容や患者の状態によって時間は変わることがありますが、一般的には短時間で終了します。 - 治療に年齢制限はありますか?
- 特に年齢制限はありません。
ご高齢の患者さまでも体調が許す限り治療を受けることができます。
治療前に医師が十分に評価し、安全に行えるかを確認します。 - 治療は保険適用になりますか?
- ハイドロリリース治療は、一般的に保険適用外であることが多いです。
当院では1回目が保険適用で受けられます。
2回目以降も3,300円(税込)とお手軽に受けて頂けます。 - 治療後にどんなケアが必要ですか?
-
治療後は特別なケアは必要ありません。
ただし、痛みや動きの制限の再発を防ぐために、ハイドロリリース治療により剥がした筋膜をどうやって再癒着させずに保てるかが非常に大切です。
そのためリハビリの併用をお勧めしております。 - どのような状況の人におすすめですか?
- 以下のような人におすすめです。
- 慢性的な筋肉や関節の痛みがある人
- 運動不足やストレスで筋肉が硬くなっている人
- スポーツや体を使う仕事をしている人
- 薬物療法を避けたい人
- 手術を避けたい人
- 治療を受ける前に準備は必要ですか?
- 特に事前の準備は必要ありませんが、治療前に飲んでいる薬や健康状態について医師に伝えてください。
また、治療当日は軽い服装で訪れると、治療がスムーズに行えます。 - どんな人が治療を避けた方が良いですか?
- 以下のような人は治療を避ける必要があります。
- 急性の炎症や感染症がある人
- 重度のアレルギー反応がある人
- 血液凝固障害がある人(受けていだける場合もあります。)